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動物フィギュア考現学
ブログ紹介
チョコエッグに始まった日本の動物フィギュアの世界。
その古今東西の魅力と、進化するフィギュアを訪ねて、
ちょっと頑固でちょっと間抜けな中年オタクの考現学。
動物フィギュアに捧げる毒舌饒舌人間哀歌。

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オオカミの系譜(10) 再び忙しくなって…

2012/10/09 01:02
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わがままな天然列島・大地の動物シリーズ 孤島の爪牙 ニホンオオカミ 2002年12月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 仕事の関係で思うように更新が出来なくなってしまいました。時間的に余裕が無いのも事実ですが、それ以上に今は仕事に気持ちを集中したいが為です。元来、不器用な私にとっては、仕事のひとつひとつを丁寧にこなしていく事で精一杯の状況でもあり、中途半端な気持ちでこのブログを続けたくもありません。そんな事から、今の仕事が落ち着くまではお休みとさせていただきます。全くの個人的な理由で誠に申し訳なく思っていますがご了承ください。今の仕事の納期が10月末ですので、その頃にはお会いできると願っています。
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オオカミの系譜(9) 白狼

2012/10/03 02:45
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わがままな天然列島・大地の動物シリーズ 孤島の爪牙 ニホンオオカミ 2002年12月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 このフィギュアは、「わがままな天然列島・大地の動物シリーズ」の「孤島の爪牙」の「ニホンオオカミ」です。私たちの間では「白狼」と呼ばれているものです。2002年12月の発売とあります。「チョコエッグ・クラシック」から10ヵ月が経ちます。その「白狼(ハクロウ)」を私なりに調べて見たのですが、的を得たものが見つからないままに今日まで来てしまいました。「人物」であったり、「伝説の動物」であったり、北極圏近くに棲む「白毛のオオカミ」であったりと、様々な所で良く耳にする「白狼」ですが、意外とそのイメージが掴めません。このフィギュアの解説書には「白狼」に関する記載が全くありません。「ニホンオオカミ」の中にはこの様な白い(真っ白ではない)個体がいたのでしょうか。茶毛のイメージを持つ「ニホンオオカミ」ですが、このフィギュアの様な体色をしていた個体がいたのかも知れません。私には非常に興味のある事柄です。
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オオカミの系譜(8) 同じ意図とモチーフ 

2012/10/01 01:13
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チョコエッグ・クラシック 日本の動物コレクション 046C ニホンオオカミ 2002年2月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 もう少し詳しく3体の変化をお話しましょう。体色は彩度を落とした「茶色(第2弾・前期)」から「赤茶色(第2弾・後期)」「赤茶色(クラシック)」。眼は、「黒一色」から「黒の瞳」、「眼球に黒の瞳」。耳の内側は、「黒枠に白」から「明るい体色」、再び、「黒枠に白」。尻尾の先端は、「体色のまま」から「黒のグラディーション」、「メリハリのある黒」です。細部の表現に様々なアプローチをされている事が理解できます。「ニホンオオカミ」らしく見せる方法を探っている様にも見えます。明らかに同じ意図で同じモチーフの製作である事が理解できるのではないでしようか。

 
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オオカミの系譜(7) 意図する形と色

2012/09/30 17:00
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チョコエッグ・クラシック 日本の動物コレクション 046C ニホンオオカミ 2002年2月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 この3点のフィギュアが同じ意図で製作されていると思われる根拠は同じ原型だからと言う訳ではありません。勿論、原型や彩色が変更されたとしても意図が変わらない場合もあると思います。造形(フィギュアも含めて)の場合は「形や色」が変わればそれなりに意図も変わると考えるのは幻想です。極論なのかも知れませんが、場合によっては「形や色」が全く同じであっても意図が違う場合もあると思います。何故かと言うと、人には好奇心や知識欲と並んで上手になろうとする向上心もあります。向上心は考え方とは違います。それらは人間の内面(心や思考)に委ねられています。昨日の自分と今日の自分は違いますが、外見は明らかに同じです。
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オオカミの系譜(6) クラシック

2012/09/29 00:58
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チョコエッグ・クラシック 日本の動物コレクション 046C ニホンオオカミ 2002年2月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 このフィギュアは、チョコエッグ・クラシックの「日本の動物」の中にある「ニホンオオカミ」です。2002年2月に発売されています。 昨日のチョコエッグの第2弾の「ニホンオオカミ」と同じ原型を利用されていると思います。このフィギュアは彩色の改良と言う点ではリニューアル・フィギュアですが、第2弾の「ニホンオオカミ・前期」から「後期」、そして「クラシック」への流れはチョコエッグとしての再現度をより高くする試み(向上心)の表れだと思います。そう考えると同じ意図で製作されたものと言っても良いのではないでしょうか。
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オオカミの系譜(5) ニホンオオカミ・後期

2012/09/28 01:58
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チョコエッグ・日本の動物 第2弾 046 ニホンオオカミ(後期) 1999年12月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 後期のチョコエッグ「ニホンオオカミ・フィギュア」は、前期のフィギュアよりも随分と赤茶系の彩色に変更されています。耳の内側の白い彩色が無くなり、黒一色のベタ塗りだった目に眼球に瞳が表現されています。尻尾にも黒を先端にしてグラディションを施しています。一見、「キツネ」の様にも見え無くもありませんが、実物の「剥製」も一見は「キツネ」に見えてしまいます。そう考えると致し方ないのかも知れません。改めて見ると接合部の「勘合の悪さ」が非常に目立っている事に気付きます。けれど、それは同時に懐かしくもあり、哀愁すらも感じられる「初期(第1.2.3弾)のチョコエッグ」の魅力と考えているのは私だけなのでしょうか。
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オオカミの系譜(4) DNA調査

2012/09/27 09:04
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チョコエッグ・日本の動物 第2弾 046 ニホンオオカミ(後期) 1999年12月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 このフィギュアは、昨日のフィギュアの色違いです。同じ「チョコエッグ・日本の動物」の第2弾なのですが、その製作途中で改良されたものです。愛好家の中では昨日のものを前期(初期)、このフィギュアを後期(亜種)として認識しています。
 さて、話を戻します。昨日は、「イヌ」の様な容姿とお話をさせて頂きました。遺伝子的にはどうなのでしょうか。大変に興味ある資料がウィキペディアにあります。2009年度に発表されたものです。「日本動物学会に発表されたDNA調査では、大陸のオオカミとも犬とも遺伝子的に異なる系統である事が確かめられ、日本列島で孤立化した種。」とあります。意外と最近の話で、DNAは剥製から採取したものだそうです。このフィギュアの製作時には無かった事柄に再度、驚かされます。
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オオカミの系譜(3) 忠実な製作

2012/09/26 09:59
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チョコエッグ・日本の動物 第2弾 046 ニホンオオカミ(前期) 1999年12月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 昨日の事を踏まえて、このフィギュアを見て頂くと、その意図がよく理解されます。私たちがイメージする「オオカミ」ではなく、肩幅がなく、背中が丸く、余り筋肉質な体型ではありません。どちらかと言えば「イヌ」の様な「キツネ」の様な、あるいは「タヌキ」の様にも見えて来ます。現存する「剥製」のイメージに忠実に製作されています。そうです。「ニホンオオカミ」は、「オオカミ」と言うよりも「イヌ」に近い容姿をしていたのす。海洋堂(敬略)や松村しのぶ氏に大変に失礼な言い方になるかも知れませんが、発売当初、このフィギュアを見た時に「オオカミ」ではなく「イヌ」ではないかと、疑問に思っていました。チョコエッグにある「独特の素朴さ」がその様にさせてしまったのではないかと判断していました。けれどそれは、私の誤りと偏見によるものだった事を自分なりに反省させられました。
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オオカミの系譜(2) ヤマイヌ?

2012/09/25 11:27
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チョコエッグ・日本の動物 第2弾 046 ニホンオオカミ(前期) 1999年12月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 今日では、剥製でしか見る事の出来ない「ニホンオオカミ」ですが、この「ニホンオオカミ」とはどの様な動物だったのでしょうか。このチョコエッグの解説には「1905年に絶滅したとされる野生のイヌ。古くから「ヤマイヌ」と呼ばれ、分類上も、いわゆるオオカミとは別の種類であった可能性が高い。生きていた時の生態などはほとんど不明。」とあります。ここで言う「野生のイヌ(ヤマイヌ)」は勿論、野犬ではなく「飼い犬」とは交わりの無い昔から日本の山に生息していた犬の事です。例えば「飼い猫」に対しての「イリオモテヤマネコ」や「ツシマヤマネコ」の様な存在だったのです。「ニホンオオカミ」の解説文でありながら「オオカミ」を窺わせる言葉がありません。どころか、「オオカミとは別の種類であった可能性が高い。」と言っています。

 
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オオカミの系譜(1) ニホンオオカミ

2012/09/24 14:46
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チョコエッグ・日本の動物 第2弾 046 ニホンオオカミ(前期) 1999年12月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 「トラの系譜」で「ハンティング・トロフィー」のお話をさせて頂きました。その「ハンティング・トロフィー」の中に「オオカミ」があり、ならば「オオカミ・フィギュア」について考えて見ようと、実に安直な思いつきなのですが、「オオカミ」は以前から考察して見ようと考えていたフィギュアでもあった事は事実です。
 このフィギュアはチョコエッグ「日本の動物・第2弾」のニホンオオカミです。1999年12月に発売されたものです。前期(初期)の製作分です。全体的に彩度が抑えられた彩色で、フォルムと共に素朴な印象が特徴的です。このフィギュアが恐らく、日本では最初につくられた「オオカミ・フィギュア」ではないかと思います。
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トラの系譜(28) 道標

2012/09/23 23:34
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立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV シークレット・トラ(骨格) 2011年7月 製作・タカラトミーアーツ 原型製作・EXPO

 昨日は愚痴ともとれる醜い私事を披露してしまいました。失礼しました。さて、「トラの系譜」の締めくくりです。
日本のミニチュア動物フィギュアは、自ずと「日本の動物」が主なモチーフとなります。その為の約束事が暗黙の内(無意識も含めて)に生まれているのです。狩猟民族で発展した「ハンティング・トロフィー」には、「エゾシカ」以外の「日本の動物」はありません。「骨格・フィギュア」の大半は、化石の印象から古代の動物(恐竜等)が主流になっています。「ヴィネット・フィギュア」も動物を魅力させる表現だと思いますが、その割には動物園や水族館の風景にたよっている場面が大半です。「トラの系譜」の序盤は日本的ではないモチーフの動物フィギュアを考察する事で何が生まれるのかと疑問に思っていましたが、以外にも上記の様な事を考えさせられました。その様な約束事に捉われず、暗黙の内(無意識も含めて)に生まれた価値観を丁寧に紐解いて、新たな価値観(新たなフィギュア)へと導く道標を、この「トラ・フィギュア群」は私たちに認識させてくれているのかも知れません。
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トラの系譜(27) 仕事があってのブログ

2012/09/22 15:50
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立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV シークレット・トラ(骨格) 2011年7月 製作・タカラトミーアーツ 原型製作・EXPO

 「トラの系譜」も終盤です。系譜の途中で更新が出来なくなり、大変、ご迷惑をお掛けしました。私は仕事があっての生活と考えています。言うなれば、仕事があってのブログとも言えます。模型・造形の仕事は、所謂、趣味・趣向の部分が多くあり、会社(得意先)の予算編成で最も削られ易い部分でもあります。リーマン・ショック以降、廻りまわって、その影響が今も私の仕事には残っています。個人企業で一点ものの受注生産であるためか、コスト削減での取引が多くなっています。内容によっては断る事が出来ない仕事も多くあります。グレードを落とす訳にも行かず、それらの皺寄せは、ほぼ全てが製作時間の延長となります。収入は変わらないのに作業時間だけが増えていきます。恐らく多くの零細・個人企業はそうではないでしょうか。そんな現状があり、今後も仕事に追われてブログの更新が出来なくなる場合が多々あると思います。ご迷惑をお掛けしますがご理解下さい。
 「トラの系譜」の終盤と言っておきながら、とんでもない私事をお話しました。たまには愚痴を言っても良いですよね…。後味の悪い終盤は好きではないので、もう一度、明日を終盤にして、今日は終ります。
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トラの系譜(26) 色合と質感

2012/09/21 01:36
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立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV シークレット・トラ(骨格) 2011年7月 製作・タカラトミーアーツ 原型製作・EXPO

 私は学生の時に絵を学んでいました。「静物画」の授業の時に必ず「牛の頭蓋骨」が並べられます。それが珍しくて、先生に「この頭蓋骨は何処で手に入れたんですか?」と尋ねた事がありました。すると、先生が返答してくださいました。「屠殺場で頭を譲ってもらって、その頭を土の中に1年間埋めて置けばいいんだよ。」と教えて下さいました。その時の頭蓋骨の色合と質感が忘れられません。この「頭蓋骨・フィギュア」で私が最も興味を引いた所は、正しくその「色合と質感」でした。そっくりです。色合といい、質感といい、実に注意深く丁寧に製作されています。それは、今までの「ドールシープ」や「オリックス」「キリン」を凌ぐものです。こんな所にも「フィギュアの進化」を見る事が出来ます。今までに多くの「骨格・フィギュア」が製作されて来ましたが、恐らくこのフィギュアほどのリアリティーを持ったものはないでしょう。
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トラの系譜(25) 骨格フィギュア

2012/09/20 01:20
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立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV シークレット・トラ(骨格) 2011年7月 製作・タカラトミーアーツ 原型製作・EXPO

 このフィギュアは、同じくハンティング・トロフィーVのシークレット・トラ(骨格)です。このシリーズの魅力のひとつに骨格(頭蓋骨)フィギュアが入っている事です。今までにドールシープやオリックス、キリンが骨格になっています。特にキリンは国立科学博物館で購入したもので、同博物館の監修とあり、剥製と骨格の2体がセットになっていたものです。意標をつかれたモチーフに遊び心を感じる事が出来ます。更に、この剥製フィギュアはハンティング・トロフィーUのキリン(アミメキリン)とほぼ同じ仕様になっていますが…。「ほぼ同じ仕様」と紛らわしい言い方をしたのには理由があります。モチーフもポーズも配色もほぼ同じなので、同じフィギュアと思いがちですが、微妙に「鬣」の形状や分割の仕方、アミメ模様が異なっている事に気付かされます。修正をされているのです。そこにこのフィギュアへのこだわりと熱意が読み取れます。
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トラの系譜(24) 「願い」は「夢」 

2012/09/19 09:54
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立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV シークレット・ホワイトタイガー 2011年7月 製作・タカラトミーアーツ 原型製作・EXPO

 昨日は随分とわがままな思いを身勝手にお話しさせて頂きました。文章力の無さを痛感しています。今日の動物フィギュアを見ると、最も大切な要素は「生命感」にあると思います。このブログの過去をひも解いて頂ければ、その意味も理解できるのではないでしょうか。剥製を模したこの「ハンティング・トロフィー」フィギュアに、その「生命感」を持たせる事が出来れば、どんなに素晴らしいフィギュアが誕生する事でしょうか。そんな願いを抱かせたフィギュアなのです。私に夢を与えさせてくれるフィギュアなのです。
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トラの系譜(23) 顔面フィギュア

2012/09/18 18:06
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立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV シークレット・ホワイトタイガー 2011年7月 製作・タカラトミーアーツ 原型製作・EXPO

 このフィギュアは、同じく「ハンティング・トロフィーV」のシークレットアイテムのトラ(ホワイトタイガー)です。所謂、昨日に紹介した「トラ」の色違いフィギュアとなります。このフィギュアも見応えのあるフィギュアです。青い目は珍しいのですが、大変に印象的で好感が持てます。
 話は戻ります。注文のふたつ目は「生命感」に対する問い掛けです。実は、このハンティング・トロフィーのフィギュア群は誠に忠実に再現しようとする意図か感じられます。系譜(20)でハンティング・トロフィーは、「剥製」である事を紹介しました。それを素直に解釈すれぱ、「生命感」とは無縁で、いやむしろ「生命感のないもの」の方が表現としては忠実に再現したと言えるのではないでしょうか。事実、このフィギュアはそうなっていると私には見えて来ます。「生命感」イコール「顔の表情」ではないと思いますが、このハンティング・トロフィーは、その表情の有無が大きく関わってくるのではないでしょうか。私は、動物フィギュアにとって、「生命感」が全てとは思いませんが、「顔面フィギュア」ほど、表情を表現するのに最適な条件はなく、その表現の難しさはありますが、「表情から生命感」と言う道筋を見る事が出来たのではないでしょうか。ズーラシアランチ・ジャングルクラッカーのスマトラトラの表情のように…。 
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トラの系譜(22) 質感を隠す彩色

2012/09/17 20:21
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立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV トラ 2011年7月 製作・タカラトミーアーツ 原型製作・EXPO

 ひとつ目の注文は彩色にあります。彩色の目的は、モチーフの再現だけではありません。その動物を如何にリアルに表現出来るかと言う事なのですが、そのためにはモチーフの特徴を活かす彩色であったり、ブラスチックの質感を消す(隠す)彩色も場合によっては必要になるのではないでしょうか。意外と手の凝った彩色なのですが、全体的には素材であるPVCの質感が全面に感じられて玩具っぽく見えてしまいます。それが動物の錯視を阻んでしまっているのではないでしょうか。動物の毛に見えないゴツゴツとしたディティールもその原因だと思われますので、尚更に注意深い彩色が必要になって来るのではないでしょうか。

 
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トラの系譜(21) 新しいスタイル

2012/09/16 15:54
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立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV トラ 2011年7月 製作・タカラトミーアーツ 原型製作・EXPO

 「ハンティング・トロフィー」のフィギュア群は、昨日の理由から説得力のある魅力的な動物フィギュアであることと共に以前にはない新しいスタイルを確立した事から、私は高い評価をしています。そのアイデアとその後の展開にも自然な流れがあり、素直に観る事が出来ます。「立体昆虫顔面図鑑」に関しては、ややマニア(コア)的で難しく感じられますが、心情的には納得できます。それらの私の評価をご理解して頂いた上で、敢えて私のふたつの注文をお話しさせて下さい。
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トラの系譜(20)  剥製にされた動物

2012/09/15 13:54
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立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV トラ 2011年7月 製作・タカラトミーアーツ 原型製作・EXPO

 「ハンティング・トロフィー」とはどの様なものなのでしょうか。解説書には「狩猟で仕留めた鹿などの首から上を剥製にして壁に飾ったりするものを、ハンティング・トロフィー(狩猟戦利品)と言います。」とあります。「ハンティング・トロフィー」とは剥製にされた動物の首なのです。この「ハンティング・トロフィー」のフィギュアはその大きさから今までにはない細かなディティールを再現しています。「眼球の丸み」や「歯の様子」、髭は無いのですがその「毛穴」まで再現されているのです。その違いに驚かされ、迫力が感じられるのです。ところが…。
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トラの系譜(19) ハンティング・トロフィー

2012/09/14 14:09
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立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV トラ 2011年7月 製作・タカラトミーアーツ 原型製作・EXPO

 このフィギュアは、「立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィーV」の「トラ」です。2011年7月の発売です。この、「立体カプセル百科事典ハンティング・トロフィー」は2007年12月にそのTが発売されました。すでに5年が過ぎ様としています。この当時はまだユージン(敬略)が健在だったのです。
 このシリーズが登場して始めて手に入れた時の事が私には忘れられません。たまたま立ち寄っホームセンターにそれがあったのです。その当時は一回200円が常識的な「ガチャガチ」に、300円と高額になっている事に不快感を持って回しました。出て来たのが「エゾシカ」でした。ところが、今までの動物フィギュアにはない迫力とディティールがあり、その迫力に圧倒されたのです。特に「ヘラジカ」や「アメリカン・バイソン」は圧巻でした。すでに眼中に「高額」の二文字はなかった様に思います。その時は財布にわずかの持ち合せしかなく、慌てて取りに帰った事を覚えています。そんなドタバタ騒ぎにも関わらず、未だに「エゾシカ(白)・フィギュア」を見る機会がないのが非常に残念でなりません。
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