シャチの系譜(5) 余すことない表現

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チョコQ 日本の動物・第7弾 185 シャチ 2003年3月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 その歴史の違いをお話しましょう。勿論、沿革や会社の歴史をお話しするのではありません。様々な製作の経験がノウハウとなってこのフィギュアに、その違いが表れていると思ったからです。
 このフィギュアの背ビレや尾ビレは薄く仕上げられていて、その技術の確かな部分を見る事が出来ます。胸ビレもひと回り大きく表現されていて、「シャチ」の特徴を余すことなく表現されているのではないでしょうか。減り張りのある彩色にも感心させられます。僅かに傾けられた背ビレやカーブを描く尾ビレは心憎い演出の様に思います。
 「シャチ」は哺乳類のなかで最も速く泳ぐ事の出来る動物と聞きました。このフィギャアは流線型の鋭い体型を感じさせるフォルムに仕上がっています。恐らく、その特徴を明解にする事で、生まれてくるフォルムであったり、彩色であったりするのではないでしょうか。

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