オオカミの系譜(5) ニホンオオカミ・後期
チョコエッグ・日本の動物 第2弾 046 ニホンオオカミ(後期) 1999年12月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ
後期のチョコエッグ「ニホンオオカミ・フィギュア」は、前期のフィギュアよりも随分と赤茶系の彩色に変更されています。耳の内側の白い彩色が無くなり、黒一色のベタ塗りだった目に眼球に瞳が表現されています。尻尾にも黒を先端にしてグラディションを施しています。一見、「キツネ」の様にも見え無くもありませんが、実物の「剥製」も一見は「キツネ」に見えてしまいます。そう考えると致し方ないのかも知れません。改めて見ると接合部の「勘合の悪さ」が非常に目立っている事に気付きます。けれど、それは同時に懐かしくもあり、哀愁すらも感じられる「初期(第1.2.3弾)のチョコエッグ」の魅力と考えているのは私だけなのでしょうか。
この記事へのコメント