トラの系譜(9) トラの「たてがみ」

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平成十五年原色干支図鑑 ベンガルトラ 2003年月 監修・奥山秀輝 協力・宮島町立宮島水族館 製作・ユージン

 もうひとつの思いは、「鬛(たてがみ)」にあります。このフィギュアには「たてがみ」が表現されていません。「たてがみ」を持つ動物と言えば、「ライオンのオス」や「馬」などを思い浮かべますが、人間の成人男子の「頭髪から揉上げ」「揉上げから顎鬚」もその一例と聞きました。このフィギュアには黄色と黒の縞模様があり、「トラ」のイメージが保たれていますが、その「トラ模様」が無ければどの様に見えるのでしょうか…。
 「ライオンのオス」の様なボリュームのある壮観な「たてがみ」はありませんが、「トラ」にも歴とした「たてがみ」があります。この系譜では7頭(骨格を入れると8頭)の「トラ・フィギュア」を紹介する予定でいますが、「たてがみ」がないのはこのフィギュアだけです。「トラ・フィギュア」にとっての「たてがみ」は私たちが思う以上に「トラ」らしくその特徴となっている様です。系譜と共にその「たてかみ」の存在感を確かめて頂ければ理解できるのではないでしょうか。

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