サンショウウオの系譜(45) 錯視

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海遊館ミュージアム(旧版) オオサンショウウオ 2007年 監修・海遊館 企画・総指揮・佐藤純也 原型製作・KOW 

 すぐに話しが逸れてしまいます。ごめんなさい。
 さて、「艶」の話しに戻ります。このフィギュアは恐らく水中の岩を越えようとしているポーズと思われます。水中なので、皮膚が水に濡れている状況として「光沢(艶)」を出しているものと解釈しましたが、何処か不自然です。「ハコネサンショウウオの艶」と違って、玩具の様な(玩具なのですが)趣があります。「プラスチック」が全面に印象付けられてしまいます。もっとも、「ハコネサンショウウオ」も見様によっては「プラスチック」なのですが…。
 その動物(実物)とそのフィギュアとの関係は何なのでしょうか。それは美術絵画(具象画)に似ています。風景があって、その風景を真似て絵を描きますが、私たちはその「絵」をみてキャンバスの上の絵の具を見ているのではありません。そこに描かれた風景(実物の風景)を「目と頭脳」と言う機材を使って投影しているのです。別の立場でお話しすると、その絵の中に大きなコブの様な「絵具の塊」があったとすると、私たちはその投影をやめて、現実に戻ります。「風景」ではなく「絵具の塊」だと知るのです。

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