ヤマガメの系譜(20) 過剰な「リアル感」

画像














日本のカメ リュウキュウヤマガメ(青緑色個体) 2010年5月 監修・豊平両生爬虫類研究所 原型製作・KOW 企画総指揮・佐藤純也

 このフィギュアは、奇譚クラブ(敬略)の「日本のカメ」の中に入っている「リュウキュウヤマガメ(青緑色個体)」です。リュウキュウヤマガメの最新版と言う事になります。今年の5月の発売です。「トゲヤマガメ」から実に6年2ヵ月の歳月が過ぎています…。
 実に丁寧な製作と仕上がりを見せています。詳細な部分にも造り込みがされていて、真面目な製作態度がうかがわれるフィギュアだと思います。幾度か指摘させていただいた甲羅の質感は、硬質感があり丁寧に再現されていて、首・足・尻尾との質感とディティールの違いが確認できる程に良く表現されています。実に好感の持てる動物フィギュアです。ただ、少し過剰な「リアル感」があり、見る事を少し阻んでいる所があります。過剰な「リアル感」が逆に「リアル感」を喪失させている様にも感じます。詳細で丁寧な製作が一本調子のディティールと見られて、全体的に「如何にも造りました。」と言わんばかりの雰囲気を漂わせています。それは、この「リュウキュウヤマガメ」に限らず先月に紹介した「日本のカメ」の「ミシシッピアカミミガメ」にも見られる事のようです。明日はその事を具体的に掘り下げてお話ししようと思います。

 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック