ヤマガメの系譜(12) 評価する事で見えて来るもの

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週刊日本の天然記念物 50 リュウキュウヤマガメ 2003年6月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 私はこのブログを書くに当たって常に心掛けている事があります。それは私なりにランクをつけて、フィギュアを評価している事です。このブログに登場するフィギュアに優劣をつけています。その行為は非人間的な所があってなかなかはかどらないのですが、つけています。そうする事で自分がフィギュアに対して、何に興味があり、なにを求めているかが、少しでも見えて来るからです。それは自分自身の事でありながら思いもよらない「問い」と「答え」を導きだす事があります。このフィギュアもそのひとつだと思っています。私はこのブログを始める前(昨年の夏頃)までは、動物フィギュアの目的はリアリティーにあると信じていました。実物とそっくりなフィギュアが動物フィギュアのあるべき姿と思っていたのです。その思いから、「生命感」も大切な要素である事を知りました。
 この「リュウキュウヤマガメ」は、今年の夏にオークションで購入したものですが、その迫力のある姿に圧倒されています。それを言葉にすると「存在感」と言う事になるのでしょうか。他のフィギュアを寄付けない圧倒的な力強さ(存在感)が漂うのです。それは、従来の「リアル感」とも「生命感」とも違う魅力があり、品格があります。実に面白い感覚です。それは、「生命感」が「リアル感」を肯定する関係の様に、「存在感」は「生命感」を肯定する感覚の様にも思われます。ただ、この「存在感」は、まだまだその入り口に立ったに過ぎないと痛感しています。「存在感」は私の「評価」の対称としては最も発言力を持つ要素だと最近になって強く感じています。明日はその「存在感」の見方を具体的にお話ししていきます。おやすみなさい。

追記。 「存在」と言う言葉は非常に難しく、多種多彩な場面に使われている様です。学研(敬略)の現代新国語事典には次の様にあります。「[現実に]事物・人間などがあること、いること。また、その事物・人間など。存在物。存在者。[哲]あること。また、あるもの。特に、意識をもつ人間のあり方。実存。」とあります。

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