ヤマガメの系譜(5) リュウキュウヤマガメの特徴

画像














チョコエッグ・クラシック 日本の動物 048C リュウキュウヤマガメ 2002年2月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ

 この彩色の変貌は、実物のリュウキュウヤマガメの複雑な体色(特に甲羅)の美しさと変化に富んだ個体差を意味しているのではないでしょうか。
 このフィギュアの解説書には「(省略) 山地の湿った場所を好み、ほとんど水には入らない。(省略)」とあります。どうやら直射日光の入らない湿気の多い密林(原生林)に棲んでいるようです。ミミズや昆虫、カタツムリや落ちた木の実を食べる雑食性との事です。この動物の生活環境が理解されます。甲羅の長さは最大でも15cm程で小型のカメです。変化に富んだ地面を甲羅を持った小さなカメが歩くその姿には、実に健気であり、たくましいカメの様でもあります。この次に紹介するフイギュアはこのカメの幼体です。リュウキュウヤマガメの幼体の甲羅は、その形状から枯れ葉の擬態といわれています。原生林の枯れ葉には、茶色から赤色、黄色と変化に富み、緑色のコケも多く生えている個体もあり、甲羅の変遷が理解できるのではないでしょうか。カタツムリの殻を砕くカギ状の口と変化に富んだ地面を歩くための長い足は、これらの環境から生まれた特徴だと思います。カメ全般に見る事の出来る変化に富んだ甲羅の在り方は動物としては稀で、特徴的な事柄の様に思います。特にこの「リュウキュウヤマガメ」は「ウミガメ」や「ヤエヤマミナミハコガメ」とならんでその美しさには、目を奪われます。 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック