ヤマガメの系譜(2) 具体的と抽象的

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チョコエッグ 日本の動物 第2弾 048 リュウキュウヤマガメ 1999年12月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ 

 昨日から登場しているヤマガメの写真は、チョコエッグ・日本の動物 第2弾のリュウキュウヤマガメです。1999年12月の発売です。この第2弾のリュウキュウヤマガメには初期のシンプルなものと松村しのぶ氏の意向によって頭と甲羅の模様が複雑(緻密)になった後期バージョンとがあるのですが、この写真のものは初期バージョンのものだと思います。
 「ニホンイシガメ」の系譜⑦で、チョコエッグの「ニホンイシガメ」を具体的になろうとする形状と抽象的になろうとする彩色との融合と紹介しました。正しくこのフィギュアにもその事が当てはまるのではないでしょうか。甲羅の彩色は「描写」と言うより「人形の絵付け」に近いニュアンスが多分に残っています。勿論、大量生産での製作である以上は基本的に「絵付け」と作業方法は同じなのですが、リアル(具体的)に見せるのではなく、デザイン的(抽象的)に仕上げられているように見えます。その描写力の無さが松村しのぶ氏の意向を誘発させたのではないでしょうか。

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