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zoom RSS アロワナの系譜(11) 観念的な彩色

<<   作成日時 : 2010/07/21 00:56   >>

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エンデンジャード・スピーシーズ 古代魚 アジアアロワナ 2005年 製作・カロラータ

 アロワナの系譜(8)の「いまひとつ」のお話です。気になった事柄が幾つかあります。
 ひとつは塗装です。背ビレや尾ビレ、尻ビレの外回りにあるオレンジの帯は、ほぼ同じ太さで描かれています。帯状に赤く染まったヒレを持つ個体がいるのかも知れませんが、大半はグラデーションになっています。他社のフィギュアの場合(原色淡水魚図鑑Tのアジアアロワナ等)は、塗装ガンによる吹き付け塗装によるグラデーションなのですが、その痕跡が見当たりません。色の境界が明確な塗装になっているようです。このデザイン的な彩色は、チョコエッグの初期(第1・2・3弾)にも見る事が出来ました。それは多分、ヤウイの影響と製作現場での意思の疎通(描写する色ではなく、観念的な色の指示)から生まれた事の様に思いますが、このアロワナは2005年の製作だとするとやや未成熟な塗装表現ではないでしょうか。すでに彩色は「観念的な彩色」から「描写する彩色」へと変貌している時代です。オレンジの帯はこのフィギュアの塗装方法を暗示しているが如く、単調で色に深みのない彩色に見えます。
 ひとつは各ヒレの厚みにあります。他社のものに比べて明らかに厚みがあり、「ボテッ」とした印象が繊細なヒレのイメージを損なわせている様に思います。ただ、これは比べる事で見えて来る部分ですので、単品として鑑賞する範囲では余り気にならない部分なのかも知れません…。
 

 

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