フクロウ系譜(5) 感動の源泉
日本の天然記念物 05 エゾシマフクロウ 2002年7月 製作・海洋堂 原型製作・松村しのぶ
ネットや雑誌で意外と多くの写真を見る事が出来ました。その印象は「カッ!と丸く開いた黄色い目」でした。それと羽ばたきを見せる姿には大きな翼を持つ鳥だけに圧巻の迫力を感じました。全くの私的な感想ですが、皆様はどのように感じますでしょうか。
このフィギュアには、珍しくその特徴(私を一般人として見た特徴)が反映されていません。鋭い目はしていますが、「カッ!と丸く開いた黄色い目」ではないです。羽ばたきを見せる姿勢ではなく、翼をたたんで餌の確保に周りを警戒している姿勢です…。反映されていないから駄目だと言っているのではありません。自分が持つイメージが表現されているとその人は共感を覚え感動します。「良く出来ている。」と思うのです。その逆もあります。自分が持っていないイメージを見せられ、確かめた上でそれが事実である事を知った時にも共感を覚え感動します。「そうだったのか。」と思うのです。この事は人を小馬鹿にしている様ですが、フィギュアに限らず、全ての物事は、その事の様々な連続で感動が導きだされていると私は思っています。ただ、感動だけでも物事は見えて来ません。動物フィギュアの場合は、「感動」をひとつの演出として考えてもらえれば良いのではないでしょうか…。
追記。 この共感が、同じ内容で何度か続くと逆に不自然に見えて来ますので、逆効果になります。この事は半年前の「アマガエルの系譜」に書かせて頂いた事を覚えています。
この記事へのコメント